「そのパター、売ってください」で15,000円。スコッティキャメロンを手に入れた話

クラブ・道具

こんにちは、イチゴです。

私のパターはスコッティキャメロンのピン型です。値段は15,000円

中古ショップでもメルカリでもありません。職場の先輩から、直接買いました。

今日はそのときの話を書きます。お小遣いゴルファーにとって、これは知っておいて損のないルートだと思っています。

きっかけは「新しいパターを買った」という一言

ある日、職場の先輩が新しいパターを買ったという話をしていました。

普通なら「いいですね」で終わる会話です。でも私の頭には、別のことが浮かんでいました。

「じゃあ、今まで使っていたスコッティキャメロンはどうなるんだ?」

私が言った一言

そこで、こう聞きました。

「スコッティキャメロンはどうしたのですか? あるのなら売ってください」

言ってみるものです。先輩は普通に「いいよ」という感じでした。

新しいクラブを買った人にとって、古いほうは置き場所に困る荷物でもあります。売りに出すのも手間ですし、下取りに出せば買い叩かれる。知っている後輩が使ってくれるなら、それが一番いい——そういう感覚だったのだと思います。

値段は、私から提案しました

次に来たのが「いくらで買う?」という質問でした。

ここが一番緊張する場面です。安く言いすぎれば失礼だし、高く言えば自分が苦しい。

私が出した答えは、これでした。

「15,000円で。無理なら諦めます」

あっさりOKでした。

……あまりにあっさりだったので、正直こう思いました。

「もう少し安く言えばよかったかな」

こういうところが小心者です。でも、結果的にはこれでよかったと思っています。理由は後で書きます。

「無理なら諦めます」を付けた理由

この一言だけは、われながら悪くなかったと思っています。

相手が断りやすくなるからです。

金額の交渉は、どちらにとっても気まずいものです。特に職場の先輩と後輩なら、なおさら。「無理なら諦めます」と先に言っておけば、先輩は遠慮なく「ちょっと厳しいな」と言えます。

モノの値段より、関係のほうが大事ですから。ここを間違えると、数千円得して気まずさが残る、なんてことになりかねません。

ただ、次があるなら「相手に言ってもらう」かな

とはいえ、今回の進め方が最善だったかは分かりません。

あっさりOKが出たということは、先輩の中ではもっと安くてもよかった可能性があります。もし次に同じ場面が来たら、私はこう言うと思います。

「おいくらでいいですか?」

まず相手に金額を出してもらって、そこから相談する。そのほうが相場を外さずに済む気がしています。自分から先に言うと、今回のように高く言いすぎることもあれば、逆に安く言いすぎて失礼になることもありますから。

どちらが正解かは、相手との距離感にもよるのだと思います。ただ「聞いてから考える」ほうが、私のような小心者には向いているかもしれません。

相手は、10年来の職場の先輩です

念のため書いておくと、この話が成立したのは相手あってのことです。

その先輩とは職場で知り合って10年ほどの付き合い。たまに一緒に練習に行ったり、ラウンドに行ったりする仲です。

日頃からゴルフの話をしている関係だからこそ、「新しいパターを買った」という情報が耳に入ってくる。 そして「売ってください」と言える距離感がある。

これがないと、そもそもこのルートは使えません。技術ではなく、関係の話です。

使ってみて:15,000円の価値は、ありました

さて、肝心の使い心地です。

まず、テンションが上がります。

身も蓋もない話ですが、これは大きいです。スコッティキャメロンという名前だけで、グリーンに上がるのが少し楽しみになります。

そして実際に良かったのが、この2点です。

① 重量があって、どっしりしている

ピン型ですが、ある程度の重さがあります。 この重さのおかげで、手先で余計な動きをせずに済んでいる気がします。ストロークが安定します。

② 長さが自分に合っていた

これは運が良かった部分です。構えたときに、しっくりくる。 パターは構えやすさがすべてだと思っているので、ここが合っていたのは大きいです。

だから冒頭で「もう少し安く言えばよかった」と書きましたが、15,000円の価値は間違いなくありました。 数百円の値切りに成功していたら、こんなに気持ちよく使えていないかもしれません。

手元に来た日、酒の肴にしました

こういうのは、私だけでしょうか。

買うと決まってから、手元に来るまでがウズウズして仕方ありませんでした。 早く欲しい。早く握りたい。

そして実際に手に入れた日。私が何をしたかというと——

スコッティキャメロンを肴に、お酒を飲みました。

テーブルの横に置いて、何度も手に取って、構えて、また置いて。眺めては一口。完全に不審者です。

でも、ゴルフをやる方なら分かってもらえるのではないでしょうか。道具が増えた日の、あの高揚感。 お小遣い1万5千円の身にとって、15,000円のクラブが手に入った日は、それだけで特別な日でした。

実は、私の最初のクラブは全部「譲り受け」でした

最後に、ひとつ打ち明けておきます。

私がゴルフを始めたとき、クラブは1本も買っていません。

最初のセッティングは、全部が先輩や友人から譲ってもらったものでした。今使っている11本のうち、FWを友人からもらったのはその名残です。

ちなみにユーティリティ(テーラーメイド M6)も、このパターと同じ先輩から買いました。 約6,000円です。つまり私のバッグには、同じ先輩から譲ってもらったクラブが2本入っていることになります。

つまり私にとって「人から譲ってもらう」は、後から見つけた裏技ではありません。ゴルフを始めたときからの、当たり前のルートでした。

(このあたりの話は、また別の記事に詳しく書きます)

まとめ:「先輩から買う」という第4のルート

以前の記事で、クラブの買い方には中古・型落ち新品などのルートがあると書きました。そこにもうひとつ加えたいのが、これです。

  • 買い替えの話が出たら、すかさず聞く。 「あるなら売ってください」の一言
  • 金額は、できれば相手に先に出してもらう。 そこから相談するほうが、たぶん賢い
  • 自分から言うなら「無理なら諦めます」を添える。 断る余地を残すのが礼儀
  • 前提は日頃の関係。 ゴルフの話をする仲でなければ、そもそも情報が入ってこない

中古ショップより安く、状態も分かっていて、しかも相手にも喜ばれる。 三方よしの買い方です。

15,000円のスコッティキャメロンは、今日も私のバッグに入っています。あの日「売ってください」と言った自分を、褒めてやりたいです。

皆さんは、人から譲ってもらったクラブはありますか。よかったらコメントで教えてください。

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