こんにちは、イチゴです。
前回の記事の続きです。
ベスト84の日に撮った動画で、自分のスウィングがトップの低い横振りだと知った。直そうとした。でも練習では直るのに、本番では失敗が怖くて元に戻る。 その繰り返しから、自分の力では抜けられなかった——というところまで書きました。
今日は、どうやって抜けたのかの話です。
先に断っておくと、これも私の場合はこうだった、という1つの考え方です。体も考え方も人それぞれなので、そのつもりで読んでください。
抜けたきっかけは、4年のブランクでした
4年間クラブを握らなかった時期があります。仕事のこと、家のこと、いろいろなことが重なって、ゴルフから離れました。
そのブランクが、結果的にスウィングをリセットしてくれました。
狙ってやったわけではありません。やめている間は、ゴルフのことは考えないようにしていたくらいです。でも復帰してみたら、あの「戻ってしまう癖」が消えていたのです。
なぜ、ブランクがリセットになったのか
理由は、考えてみると単純でした。
「練習していないんだから、失敗して当たり前」と思えたからです。
前回書いたとおり、新しいスウィングで本番に臨めなかった理由は、失敗が怖かったからです。フックしたら、スライスしたら、シャンクが出たら。「今までなら当たっていたのに」という気持ちが、体を元のスウィングに引き戻していました。
ところが、4年ぶりのラウンドでは、その気持ちが最初からありません。
4年もやっていないのです。当たらなくて当然。曲がって当然。
どれだけ失敗しても、「4年のブランクがあるから」で自分が納得できる。言い訳が、先に用意されている状態でした。
だから、怖くなかった。新しいスウィングを、本番で選べた。
「戻る先」がなくなっていました
もうひとつ、あります。
4年振らなければ、元のスウィングも体から抜けています。 「当たるスウィング」に戻ろうにも、そのスウィングがもう手元にない。
戻る先がなければ、戻れません。
復帰後の記事で「ブランクで固定観念が消えた」と書きました。「昔はこうだった」という縛りがなくなって、ゼロから組み立てられた。あれと同じことが、スウィングそのものにも起きていたのだと思います。
大きく変えるなら、1年は失敗していい
ブランクから学んだことを、ひとつにまとめるとこうなります。
スウィングを大きく変えるなら、「1年くらいは失敗してもいい」という気持ちがないと難しい。
私の場合は、ブランクがその気持ちを勝手に作ってくれました。でも、ブランクなしでやるなら、自分でその気持ちを用意するしかないのだと思います。
- 今シーズンのスコアは捨てる
- OBが出ても、シャンクが出ても、「変えている途中だから」で納得する
- 同伴者に「今日はスウィング変えてるから」と先に言っておく
こういう、「失敗の言い訳」を、あらかじめ自分に許しておく。 格好悪いように聞こえますが、私はこれがないと変えられませんでした。
先入観を、いったん捨てる
もうひとつ。
今まで作ってきたスウィングの先入観を、いったん無くしたほうがいいと思っています。
「捻転を作るときの体の使い方はこうだ」「トップはこの位置だ」——長くやっていると、そういう自分なりの正解ができています。それが、新しいスウィングを作るときに邪魔をします。
私は4年のブランクで、それが勝手に消えました。消えたから、最近の練習記のように「肩と胸は平行か」「背骨は傾いていないか」と、ひとつずつゼロから確認できています。
今も、90は切れていません
ここまで読んで、「で、スウィングを変えて上手くなったの?」と思われるかもしれません。
正直に書きます。
今も、90は切れていません。 先日のラウンドは97でした。ブランク前は84が出ていたのに、です。
スコアだけ見れば、変える前のほうが良かった。 そう言われても、反論できません。
でも、それでいいと思っています。
一応、自分の理想のスウィングには近づいてきています。前回の動画のような横振りではなくなりました。根拠はありません。 でも、今までの積み重ねで、90を切るのはそう遠くない——そう思えています。
スコアが良い横振りより、スコアが出ていない今のスウィングのほうが、私は好きです。 これは理屈ではなく、そういう選択をした、という話です。
まとめ
- 前回の「練習では直る、本番で戻る」から抜けたきっかけは、4年のブランク
- 理由は、「練習していないから、失敗して当たり前」と思えたから。失敗の言い訳が先にあった
- 4年振らなければ元のスウィングも抜ける。戻る先がなくなった
- 大きく変えるなら、1年くらいは失敗していいという気持ちが要る
- 今までのスウィングの先入観を、いったん捨てる
- 今も90は切れていない。ブランク前の84より悪い
- それでいい。 理想のスウィングには近づいている。根拠はないが、遠くないと思っている
以前の記事で「ブランクはマイナスだけではなかった」と書きました。スウィングの面でも、同じでした。
失敗を怖がらなくていい期間を、自分に作れるかどうか。 スウィングを変えるというのは、技術より先に、そこの話なのかもしれません。
皆さんは、スウィングを大きく変えたことがありますか。そのとき、失敗をどう受け止めましたか。よかったらコメントで教えてください。


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