デビュー戦135。叩いていたのはドライバーではなく、パターでした

ラウンド記

こんにちは、イチゴです。

今でこそベストスコアは84ですが、私のデビュー戦は135でした。

プロフィールには「ゴルフ歴12年」と書いていますが、実はその12年が始まる、さらに7年前に一度だけコースに出たことがあります。今から19年ほど前、それが私のデビュー戦でした。

今回はあの日、コースで何が起きていたのかを書きます。これからデビューする方、デビューしたばかりでボロボロの方に、少しでも役に立てばうれしいです。

練習は打ちっぱなし1回。それでコースに出ました

まず前提から。私がコースデビューまでにやった練習は、打ちっぱなしにたった1回行っただけです。

今思えば無謀ですが、当時はそんなものだと思っていました。「まあ何とかなるだろう」と。

なりませんでした。

スイングは「当てるだけ」だった

コースに立って、まず思ったのは「ボールに当たるだろうか」ということだけでした。

だから私のスイングは、こうなりました。

  • バックスウィングで腕をあまり上げない
  • とにかくコンパクトに振る
  • 飛距離のことは考えない。当てることだけ

気持ちのいいスイングでは、まったくありませんでした。プロのようにビュンと振り抜く感覚とは程遠い。打った球も高く上がらず、低いままボテボテと転がっていくような球でした。

ところが、です。

この振り方、意外と真っ直ぐ飛んでくれたんです。

大きく曲がってOBを連発する、ということはありませんでした。飛ばないけれど、前には進む。今振り返ると、当てることだけに集中した結果、余計な動きが入らなかったのだと思います。

デビュー前の方に、これだけは伝えたいです。かっこよく振ろうとしなくていい。当てるだけの小さいスイングで十分前に進みます。

本当の地獄は、グリーンに近づいてからでした

問題はここからでした。

グリーンに乗せるのが、とにかく大変だったんです。

  • 強く打ちすぎて、グリーンを飛び越えて反対側
  • 力を抜いたら、ボールがちょっとしか飛ばない
  • また打つ。また行きすぎる。また戻す

グリーンの周りを、行ったり来たり。一歩も前に進んでいない感覚でした。

そして、パターがまったく入らない

やっとグリーンに乗った。ここからが本当の試練でした。

カップに、まるで入らないんです。

  • 「これくらいかな」と打つと、弱すぎてショート
  • じゃあ次は強く、と打つと、今度はカップを通り過ぎて、さっきより遠くへ
  • 気づけば、最初より倍以上離れている

距離感がまったく分かりませんでした。 どのくらいの強さで打てば、どのくらい転がるのか。その物差しが自分の中にゼロだったのです。

グリーンとグリーン周りで行ったり来たりを繰り返して、正直、疲れました。 楽しいというより、嫌になるくらいでした。

正直に書きます。デビュー戦は、楽しくありませんでした。 疲れただけです。

その証拠に、私はこのあと7年間、クラブを握りませんでした。 ゴルフから完全に離れていたのです。

戻ってきたのは、同僚や同級生にゴルフをやる人が多かったから。そして戻るにあたって、私はひとつ決めたことがありました。「1年間は練習だけ。ラウンドには行かない」——デビュー戦のような思いを、二度としたくなかったからです。

その1年の話は、別の記事に詳しく書きました。

135の正体は、ドライバーではありませんでした

さて、ここからが今日の本題です。

デビュー戦のスコアが135と聞くと、多くの人は「ドライバーで大叩きしたんだろう」と想像すると思います。私自身もそう思っていました。

でも、あの日を思い返すと違います。ティーショットは、それなりに前に進んでいたのです。飛距離は出なくても、真っ直ぐは飛んでいた。

135という数字の大半は、グリーン周りとパターで作られていました。

  • グリーンに乗せられずに、行ったり来たりで数打
  • 乗ってからも、3パット4パットは当たり前

1ホールで考えると、ティーショットで1打、そこからグリーン周りとパターで5打も6打も使っているわけです。これが18ホール続けば、そうなります。

今だから分かる、お小遣いゴルファーへの朗報

そして、ここがこのブログらしい話になります。

スコアを一番壊していたグリーン周りとパター、この2つは、お金をかけずに練習できます。

  • パター練習は自宅でできる。マットを一度買えば、あとは何度転がしても追加費用はゼロです
  • アプローチも、やり方次第でほぼ0円にできます(これは後述します)

逆に、一番お金がかかるのはドライバーです。新しいクラブは高いし、飛距離を伸ばすには球数も要ります。

お金をかけないと伸ばせない部分は、実はスコアへの影響が小さい。お金をかけずに伸ばせる部分こそ、スコアを大きく動かす。

お小遣いが限られている私たちにとって、これは救いのある話だと思いませんか。デビュー戦で135を叩いた人間が、そこから84まで来られたのは、たぶんこの構造のおかげです。

アプローチ練習の、地味なネック

ただ、アプローチの練習にはひとつ困ったところがあります。

練習場のボールが、もったいなく感じるんです。

考えてみてください。1球5円〜10円払って、たった10ヤードしか飛ばさない。 ドライバーで200ヤード飛ばすのも、ウェッジでちょこんと10ヤード運ぶのも、消費する球は同じ1球です。

頭では「アプローチのほうがスコアに効く」と分かっています。それでも、短い距離を打っていると、なんだか損をしている気分になってくる。これ、お小遣いゴルファーなら分かってもらえるのではないでしょうか。

その結果どうなるかというと、つい気持ちよく飛ばせるクラブばかり振ってしまう。 スコアに効かないほうに、お金と球数を使ってしまうわけです。

庭があるなら、100均の人工芝が最強です

そこで私が実際にやっているのが、これです。

100円ショップで人工芝を1枚買って、庭で1〜5ヤードを打つ。

私は自宅に庭がないのですが、実家に帰ったときはこれをやっています。 実家には庭があるので、人工芝を敷いて、ひたすら短い距離を打つ。

これが、コストパフォーマンスでは間違いなく最強です。

費用
練習場でアプローチ100球500円〜1,000円
100均の人工芝110円(買い切り)

1回買えば、あとは何度打ってもタダです。しかも練習場と違って、「もったいない」という気持ちが一切邪魔をしません。 納得いくまで、同じ距離を何度でも打てます。

そして1〜5ヤードという距離は、まさに私がデビュー戦で行ったり来たりしていた距離です。グリーンの周りで往復を繰り返していた、あの距離。ここが安定するだけで、スコアは確実に変わります。

庭やベランダなど、少しでも打てる場所がある方は、ぜひ試してみてください。 110円で、一番スコアに効く練習ができます。

※もちろん、周りに人や物がないことを確認してからにしてくださいね。

これからデビューする方へ

最後に、19年前の自分に言ってやりたいことを書いておきます。

  1. かっこよく振らなくていい。 当てるだけのコンパクトなスイングで、球はちゃんと前に飛ぶ
  2. スコアが崩れるのはグリーン周りとパター。 ドライバーではない
  3. だからデビュー前の練習は、パターとアプローチにも時間を使う。 ここが一番安くて、一番効く
  4. 135でも落ち込まなくていい。 私は7年遠回りしましたが、今もまだ楽しんでいます

デビュー戦のスコアは、笑い話になります。むしろひどい数字ほど、あとで話のネタになるくらいです。

皆さんのデビュー戦は、いくつでしたか。よかったらコメントで教えてください。

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